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「なあんだ、もう うちの猫(犬、小鳥、観葉植物、etc.)とわたしは、意思疎通できているわよ」という方も、もっともっと深く相手の気持ちを知りたいという方も、
野生の生きものや自然との関わりに興味のある方もいらっしゃることでしょう。
動物や植物に、そもそも 知性や心や意識があるのかについて疑問を抱いたり、
実際にこうしたことの研究がどこまで進んでいるのかに
関心をもたれる方もいらっしゃることでしょう。


これから、生きものとのわくわくするような出逢いを果たしたり、
心の底から通じ合ったりした人々の素晴らしい体験を扱っていきたいと思います。

それにも増して大切なこととして、わたしたち一人一人と異種の生きものとの、
ごく普通のできごとを見つめていきたいと想います。
 わたしたちは誰でもが、身近にいる小さな命と関わっています。
 「異種間コミュニケーション」は、何も特別なことでも専門家の領域だけのことでもなく、わたしたちが日々当たり前にやっていること/できることです。

管理人(=“sumiko”)は野鳥大好きのバードウォッチャーで、“小露鈴(ちろりん)”と“gaea”という二羽の白文鳥と暮らしています。
 大学勤めの研究者としても、「異種間コミュニケーション」の研究で奮闘中です。
そんな研究の一幕として、“小露鈴”や“Gaea”に助けられながらの仕事なども紹介します。


自然や環境の問題として、ブルトーザーで森の樹々が切り倒されたり、動物たちがその棲み家を失ったといったニュースをよく耳にします。そうしたことが現に身近で起こることもあります。
 また、人と暮らすコンパニオン・アニマルや、人が鑑賞したり収穫する為に育てている植物との関わりにおいても、いつもわたしたちが調和のある関係を保てているというわけではありません。
 そんな時、人と違って「もの言えぬ生きもの」であるが故に、彼らの生きる権利が奪われたり、摩擦や軋轢が生じたり、互いに傷つけあうことが起こる ―― そんな風に感じられることがあります。


でも、彼らは本当に「もの言えぬ生きもの」なんだろうか?

もしも、わたしたちがもっとしばしば立ち止まって、じっと耳を澄ますなら ・ ・ ・ 

これまで聞いていなかった彼らの「声」を耳にすることができるのではないだろうか。

あるいは、彼らとの繊細で精妙なつながりを感じ取ることができるのではないだろうか。


kingfisher

それが、

hearing the unheard voices
(聞こえない声を聴く)


大事な一歩になるのではないか。

 

多くの問題を抱えている21世紀を歩んでいくために、大切なことだと信じています。



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